洞爺湖温泉 その1
洞爺湖町を詳しく知るために、地域別にみています。
今回は、いよいよ「洞爺湖温泉」です。
「洞爺湖温泉」は盛りだくさん
洞爺湖温泉地区は、洞爺湖町の中心的エリアですので調べることが盛りだくさんです。
そこで、まず今回は「噴火の跡」を中心に調べてみます。
(ところで、なぜ壮瞥町との境界線が直線なんでしょうね。変なところが気になります。)
洞爺湖温泉は有珠山の恩恵
洞爺湖温泉は1910年(明治43年)の有珠山周辺の噴火活動に起因していると言われ、発見されたのも1917年(大正6年)と、比較的新しい温泉です。
噴火による被害と、温泉という恩恵。洞爺湖町は有珠山と共生しているということですね。
火山科学館
有珠山の火山活動について、1977年と2000年の噴火を中心に、映像や解説、体験装置などで紹介しています。
http://www.toyako-vc.jp/volcano/
金比羅火口災害遺構散策路
2000年の噴火の際に、大量の土砂が流入した町営温泉浴場「やすらぎの家」、山麓から流されてきた「木の実橋」、そしてその橋が激突した「桜ヶ丘団地」が、当時の姿のまま保存され、整備された散策路から見ることができます。
想像以上に温泉街の近くにあります。「泉地区」は噴石被害が多かったように思いますが、この辺りは土砂災害が凄かったんですね。
http://www.town.toyako.hokkaido.jp/tourism/footpath/ftp002/
金比羅火口群
2000年の噴火によって、金比羅山にできた二つの噴火口は、現在火口湖となっていて、高台から見ることができます。
有珠山噴火記念公園
温泉街の西側に、2000年の噴火を記念して造成された公園です。
湖畔全体を見渡すことができる素敵な場所です。
公園内には、彫刻家イゴール・ミトライ作の「月の光」をはじめ、4基の彫刻品があります。
http://www.town.toyako.hokkaido.jp/tourism/park/prk002/
今日の一曲『桜坂』福山雅治
2000年4月にリリースされました。作詞作曲は福山雅治さん。
思えば2000年の噴火の頃の曲なんですね。
揺れる木漏れ日 薫る桜坂
悲しみに似た 薄紅色
君がいた 恋をしていた
君じゃなきゃダメなのに
ひとつになれず
桜が咲く頃になると、この淡々としたメロディーを思い出します。
今年は開花が早いのですが、例年のような気分にはなれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。